ROSEさんは連勤でもゲームしたい

ゲームの感想をひたすら書きます(ネタバレも垂れ流し)

呪印感染

 

 最近推してるTRPGです。

 理不尽な呪いを受け、PCの呪いがPCの大切な人に影響を与えるというRP重視エモ系ホラーTRPGですが、一番のポイントはやっぱりJホラーというところです。

 Jホラーはそうそう怪物に勝てないんですよ。怪物倒して無双するジャンルじゃないんですよ。

 どう足掻いても勝ち目のない決戦イベントに誘ういやらしい物語展開シート配置とかね。めっちゃJホラーです。

 ルールブックがわかりにくいことと公式リプレイがルールミスしていることを除いてもランダム表で現在地が迷子になりがちでシナリオテキストでどうやってそのリプレイなるの? レベルのGM瞬発力が試されるシステムではあるのですが、GM準備自体はそこまでハードルが高くないのがポイントです。

 あと《正体》使用でいくらでも意地悪なGMになれるやつですね。正体発動パターンを全種類覚えたとして、メタ読みデータプレイの難易度が結構高いのでGM負担が少ないのかなと。

 

 用語が結構わかりにくいのとルルブ記載が不親切なので最初のハードルがめっちゃ高いのですが、プレイしながらルールを理解していくスタイルだと、中盤くらいからなんとなく理解出来るのかな? と思いました。

 

 まあ、誰にでもミスはある。と開き直って遊ぶのがよいかと。

 

 それにしても、決戦をストレート勝ちするためにはダイスが何個必要になるんですかね?(そしてそれだけダイスを準備できることってあります?)

 

 ターン数も判定もギリギリのところで最後まで勝敗が読めないというのがJホラー的な楽しみ方なのでしょう。わりと絶望が強い。

 

 貞子相手にマーシャルアーツで勝てますか? 的な話なんですよね。

 なんで貞子が超能力使えるのかというデータを得て、その対策を練ることで呪いを回避しましょう的なスタイルなので、貞子を消滅させるというよりは身知らずの他人に貞子を向かわせて自分の手番を回避するというのが、呪印感染的な解決なのかなと。

 

 呪印感染の場合は一度ね、退けても、あと九回は襲ってくるということが確定している上に、呪印が増えるごとに難易度が上がるので、キャラロストすること前提システムですね。キャラシ十枚用意して始めましょう的な。

 

 同じ一族でキャラシ作って一族滅亡まで戦いたいと言っていたPLさんもいるくらいなので、そういうスタイル目指したいですね。

 最近作ったキャラシは作家(ストーカー)で、大切な人をストーキングしている相手に設定しているので、この子がロストした後のキャラシは相当理不尽な巻き込まれ方するなとわくわくしています。